エネルギー分散型蛍光X線分析装置
固体試料にX線を照射し、発生する蛍光X線から元素含有量を測定します。広範囲の試料形態に対応し、非破壊で迅速な定性分析ができます。
装置外観
装置外観(HORIBA製 XGT-7200)
- 原理
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分析試料にX線を照射すると、原子中の内殻電子が殻外に放出される。
外殻電子が内殻に落ち込む時に発生する2次(蛍光)X線を、元素特有のエネルギー毎に分散して
そのX線強度を電気的に測定する。
- 特徴
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(1)試料形態の制約が少ない
(2)定性分析が短時間にできる
(3)定性分析プロファイルが画面に表示可能
- 対象試料
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(1)調査材料の品種判別
(2)異材混入時の識別判定