発光分光分析装置
スパーク放電による輝線スペクトルから元素含有量を定量分析します。主に鉄鋼材料に用います。
装置外観
Thermo Scientific社製
ARL iSpark8860
- 原理
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真空中の分析試料(導電性必要)とタングステン電極間でスパーク放電させる。
その際に発生した光を元素の波長(スペクトル)毎に分光して、その光の強度を測定する。
鉄鋼分析の主流である。
- 特徴
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(1)分析時間が短い(約30秒)
(2)微量含有率での分析精度が良い
(3)比較的小さい試料の分析が可能
- 対象試料
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(1)鉄鋼一般