携帯型蛍光X線分析装置



 現場での測定に用いられる軽量・ハンディタイプの蛍光X線分析装置です。

装置外観
NITON
 
サーモフィッシャー
サイエンティフィック社製
NITON XL3t-900S-HeA
原理
 分析試料にX線を照射すると、原子中の内殻電子が殻外に放出される。
 外殻電子が内殻に落ち込む時に発生する二次(蛍光)X線を元素特有のエネルギー毎に分散してそのX線強度を電気的に測定する。
用途
 (1)金属の異材判別
 (2)構造物等の材質証明検査
 (3)金属、樹脂等のRoHs対応スクリーニング分析(Pb,Cr,Cd,Hg,Br)
 (4)鉱物、酸化物等の定性分析
装置仕様
測定方法
エネルギー分散型蛍光X線分析法(EDX)
使用モード
金属、環境負荷物質、樹脂、酸化物、土壌
演算手法
FP(ファンダメンタルパラメータ法)
測定視野
φ11mm (これ以下のサイズは別途ご相談下さい)
寸法
95.5(W)×244(D)×230(H)
1.7kg
Mg〜U
分析可能範囲 事例:  
鋼種判別での低Si測定