偏光ゼーマン原子吸光光度計


 湿式分析

 バックグラウンド補正機能により高精度な分析ができる原子吸光光度計です。溶液中の微量元素の定量分析ができます。環境分析等に使用されます。

光度計
   日立ハイテクノロジーズ製 ZA3000

原理
 原子吸光法は、試料を高温中で原子化し、そこに元素固有の光を透過させ吸収度を測定することより、 試料中の分析対象元素の濃度を求める。
 アセチレン−空気炎中などで原子化を行う場合をフレーム原子吸光分析法といい、 黒鉛炉中で原子化を行う場合をフレームレス原子吸光分析法(または、電気加熱原子吸光分析法)という。
特徴
 優れたダブルビーム光学系を有すること。
 高精度のバックグラウンド補正機能を有すること。
 原子化部がフレーム、グラファイトファーネスのタンデム式であること。
対象試料
 環境試料の有害金属分析