 
      
        
        
				
          
           ガスクロマトグラフ質量分析装置
				
				
				GC-MSは成分分離した気体をイオン化し質量分析計により成分の同定や構造解析を行います。気化可能な液体や、固体から発生する気体の分析も可能です。
				
				
        
        
			
       
      
     				
       
              装置外観
      
        
        島津製ガスクロマトグラフ質量分析装置(GC/MS 
      
      
      
        
        
          - 原理
- 
           ヘリウムが流れているキャピラリーカラムに試料を注入し、カラム温度を上げると、試料は主に沸点順に分離される。
 分離された成分は、質量分析計のイオン源に導かれ、電子によってイオン化される。
 生じたイオンは四重極型の質量分析計によって質量順に分離され、二次電子増倍管によって検出される。
 検出されたイオンの質量と強度の関係から、試料成分の同定や構造解析を行うことができる。
 
- 用途
- 
             (1) 溶剤、燃料、潤滑油などの基材や添加剤の組成調査
 (2) 塗料、樹脂、ゴムなどに含まれる添加剤、不純物の組成調査等
 
- 装置仕様
          
- 試料注入部温度
- 室温〜400℃
- オーブン温度
- 室温〜400℃
- カラム
- キャピラリーカラム/dd>
          
- イオン化
- 電子イオン化法 (イオン化エネルギー=70eV)
- 質量範囲
- m/z 1.5〜1090
- 質量分解能
- ≧2M (M : Mass), Full width at half maximum.
- 感度
- 1pg (Octafluoronaphthaleneの場合)
事例:
        樹脂製品の劣化 Ⅱ