化学分析(成分分析)
・原子番号 1(H) から 92(U)までの元素について、主要成分領域から極微量不純物領域まで高い精度で分析
・対象材料は、鉄鋼、Ni合金、Co合金、Cu合金、Ti合金、AL合金 等の金属材料、耐火物、セラミックス
・現地での分析が必要な場合は、可搬式分析計による現地分析を実施
湿式分析
湿式化学分析法
分光光度計
原子吸光光度計(フレーム式 )
原子吸光光度計(フレームレス式 )
プラズマ発光分光分析装置( ICP )
機器分析
分類、適用元素、試料形状 他
炭素・硫黄分析装置
酸素・窒素分析装置
水素分析装置
蛍光X線分析装置
エネルギー分散型蛍光X線分析装置
発光分光分析装置
携帯型蛍光X線分析装置(NITON )
分析範囲
当社でよく分析する成分および範囲を表1に示します。その他の成分,および分析方法のご指定がある場合はお問い合わせください。
表1 代表的な分析成分および範囲
単位:%(質量分率)
- 元素
- C
- Si
- Mn
- P
- S
- Cu
- Ni
- Cr
- Mo
- 鉄鋼*1
- 0.003~5.0
- 0.01~8.0
- 0.01~20.0
- 0.005~0.50
- 0.001~0.50
- 0.01~5.0
- 0.01~50
- 0.01~40
- 0.01~20.0
- Ni合金
- 0.001~2.0
- 0.01~5.0
- 0.01~5.0
- 0.005~0.05
- 0.001~2.0
- 0.01~5.0
- Bal
- 0.01~30
- 0.01~20.0
- Ti合金
- 0.010~0.20
- 0.01~0.50
- 0.01~0.50
- -
- -
- 0.01~0.50
- 0.01~20
- 0.01~10.0
- 0.01~10.0
- 元素
- W
- V
- Co
- Ti
- Al
- Nb
- B
- N
- Fe
- 鉄鋼*1
- 0.10~20.0
- 0.01~5.0
- 0.01~20.0
- 0.001~5.0
- 0.005~5.0
- 0.01~5.0
- 0.0001~0.020
- 0.001~0.50
- Bal
- Ni合金
- 0.10~10.0
- 0.01~1.0
- 0.01~20.0
- 0.01~5.0
- 0.01~5.0
- 0.01~5.0
- 0.0004~0.020
- 0.001~0.10
- 0.01~30.0
- Ti合金
- -
- 0.01~22.0
- 0.01~0.10
- Bal
- 0.01~40.0
- 0.01~5.0
- -
- 0.005~0.03
- 0.01~3.0
*1:鉄鋼のうち、表2に示す化学成分については,JIS評価法に準拠した
JNLA登録(登録番号:050209JP 認定証)に
基づいた定量分析(JIS準拠)を受託できます。詳細はお問い合わせください。
表2 JNLA登録分析法
単位:%(質量分率)
- 元素
- C
- Si
- Mn
- P
- S
- Cu
- Ni
- Cr
- Mo
- 定量範囲
- 0.005~4.7
- 0.01~1.0
- 0.01~20.0
- 0.005~0.50
- 0.0007~0.34
- 0.01~5.0
- 0.01~30.0
- 0.01~35.0
- 0.01~10.0
- 分析JIS規格
- JIS G
1211-3
- JIS G
1212-2
- JIS G
1258-2
- JIS G
1214
- JIS G
1215-4
- JIS G
1258-2
- JIS G
1258-2
- JIS G
1258-2
- JIS G
1258-2
- 元素
- W
- V
- Co
- Ti
- Al
- Nb
- B
- N
- Pb
- 定量範囲
- 0.10~10.0
- 0.01~5.0
- 0.01~20.0
- 0.001~3.0
- 0.004~1.5
- 0.01~5.0
- 0.0001~0.010
- NA
- NA
- 分析JIS規格
- JIS G
1258-2
- JIS G
1258-2
- JIS G
1258-2
- JIS G
1258-2
- JIS G
1258-3
- JIS G
1258-2
- JIS G
1258-7
- NA
- NA
〈保有分析技術および保有設備一覧〉
分析方法区分
特徴
分析装置(メーカー)
バルク分析
波長分散蛍光X線分析
試料にⅩ線を照射し、構成する元素毎のⅩ線強度を測定します。
・SimultiX12(リガク)
スパーク発光分光分析
スパーク放電で励起した原子またはイオンが基底状態に戻る際に放出する光の強さを測定します。
・ARL8860(サーモ)
ガス分析
炭素・硫黄分析
分析対象を炉内で燃焼させてCO,CO2,およびSO2ガスを発生させ,赤外線検出器でその量を測定します。
・EMIA920V/FA(堀場)
・CS844(LECO)
・SC632(LECO)
酸素・窒素分析
分析対象を炉内で融解させ、抽出したガス成分を測定します。
・EMGA930(堀場)
・ON836(LECO)
水素分析
分析対象を炉内で融解させ、抽出したガス成分を測定します。
・RHEN602(LECO)
湿式分析
重量分析
化学反応を用いて、対象元素の質量変化を利用して分析します。
《電子天秤,他》
容量分析
化学反応を用いて、溶液中の化学物質の量を測定します。
《ビュレット,他》
吸光光度分析
特定物質の吸光作用を利用して溶液中の対象元素濃度を測定します。
・UV-2700(島津)
原子吸光分析
(フレーム式)
燃焼バーナーにより溶液を原子化し物質の吸光度を利用して溶液中の対象元素濃度を測定します。
・iCE3000(サーモ)
・AA6800F(島津)
(フレームレス式)
黒鉛炉により溶液を原子化し物質の吸光度を利用して溶液中の対象元素濃度を測定します。
・PinAAcle900Z(パーキン)
ICP発光分光分析
高温のプラズマ中で励起した原子またはイオンが基底状態に戻る際に放出する光の強さを測定します。
・ICPV-8000(島津)
・SPS3500DD(日立)
イオンクロマト分析
溶液をカラムの吸着・脱離作用を利用して、対象物質ごとに濃度を測定します。
・ICS-1500(サーモ)
定性分析
エネルギー分散型蛍光X線分析
試料にⅩ線を照射し、構成する元素毎のⅩ線強度を測定します。
・NITON(サーモ)
深さ方向分析
グロー放電発光分析
(GD-OES)
・GD-Profiler2(堀場)
・CS844(LECO)
・SC632(LECO)
・ON836(LECO)
・AA6800F(島津)
・SPS3500DD(日立)